こんばんは。税理士の川口です。
確定申告の時期になると、個人事業主の方からの質問が結構来るのですが、その時に特に多い質問が、「脱税をしていても金額が小さければ税務署にばれないか」という内容です。
この手の質問はインターネット上の質問サイトでも頻繁に質問されていますが、経験上、金額の大小に関わらず脱税をしている場合にはかなりの確率で税務署にばれるので、当たり前ですが脱税はしない方が良いと思っています。
脱税がばれるかどうかという点も大事ですが、それ以上に、脱税がばれた場合には、社会的な信用はかなり低くなりますし、脱税がばれた場合のペナルティもかなり高い利率がかかってきますので、あまりメリットがないと思います。
このような話をすると、「知り合いで脱税をしている人がいるけれど、ばれていないから平気だ」という方もいらっしゃいますが、その人は偶然税務署に脱税を見つかっていないだけで、遅かれ早かれ見つかると私は思っています。
先ほども触れましたが、事業をこの先続ける予定がないのなら構わないのですが、この先もずっと今の仕事を続けて行くのなら、脱税をせずに、合法的な範囲内で節税をしていく方が、結果としてプラスになると思いますので、脱税をしようと思った時は、脱税以外の解決方法がきっと見つかると思いますので、税理士などの専門家に相談をしてほしいと思います。