こんにちは。税理士の川口です。
最近は資本金の制限がなくなったこともあって、株式会社、合同会社を問わずに会社設立に関する事前相談が増えてきていますが、その際に必ず質問を受けるのが、「個人事業主を続けるデメリットにはどのようなものがあるか」という点です。
そもそも会社を設立した方が良いのか、それとも個人事業主のままの方が良いのか、必ず迷う方がいらっしゃいますが、会社設立のメリット・デメリットをきちんと理解をしてから会社設立しないと、むしろ節税にならないというケースもあるので事前に専門家に相談をするようにしましょう。
今回の記事では、あえて会社設立をするメリットではなく、個人事業主を続けるデメリットという点から考えてみたいと思います。
個人事業主のデメリット
- 責任が無制限
- 会社と比較して信用度が低い
- 税金の負担が多くなる場合がある
- 社会保険に個人事業主は加入できない
特に、今後事業を大きくしていこうとしている場合、又は上場企業やそれなりの規模の会社と取引をしようとする場合には、どうしても個人事業主だと信用がなくて取引ができないという場合もありますので、事業拡大を考えている場合には会社設立をするのも良いと思います。
また個人事業主を続ける場合の税負担についてですが、色々な角度から計算して会社設立と個人事業主のどちらの税金の負担が少なくなるかを考えなければいけないので、ご自分で計算して比較をするのではなく、なるべく税理士などの専門家に相談をした方が良いでしょう。
なお、弊社では会社設立に関するご相談をメール又は電話に限り（１回のみ）無料で承っておりますので、もし会社設立に関して不安な点がある方は、お気軽にお問い合わせ下さい。
