こんにちは。税理士の川口です。
私が税理士を志す前に某ファーストフード店の大型店舗でマネジメント職に就いていたこともあって、弊社の顧問先には飲食店経営をしている方が多くいらっしゃいます。
ところで、飲食店経営をされている皆様は日々の売上や仕入金額などは大雑把にでも把握していると思いますが、そもそも数字に弱い(あるいは苦手)という方が多いのではないでしょうか。
私自身もファーストフード店でマネジメント職に就いていた時に、売上や仕入、そして人件費については良く目を通していたのですが、それ以外の数字については見てもよく理解できなくて流し読みをしていました。
だからと言う訳ではありませんが、飲食店経営に限らず、会計事務所かわ毎月渡される試算表や経営分析の資料を渡されても、「何か良く分からないな」と思っている方が結構いらっしゃると思います。
とはいえ、飲食店経営を成功するためには数字を把握することは絶対にしなければならないので、私個人の意見としては、「最低限把握が必要な数字」と「その数字がどのような意味を持っているのか」、これだけを取りあえずは押さえれば十分だと思います。
そのためにも、会計事務所で月次資料を受け取る際に、「最低限把握が必要な数字」と「その数字がどのような意味を持っているのか」について理解ができるまで会計事務所の担当者から説明を受けることからスタートしましょう。