東京の税理士かわぐちです。
最近、水商売をしている方からのお問合せが増えている事は「水商売の税務調査」という記事でも触れましたが、今日はこれらの業種の方が税理士を探す際のポイントに触れたいと思います。
1.水商売に対応可能な税理士か
一般的に水商売の業界は脱税をする確率が高い事もあって税理士の中でも引き受けない人の割合が多いのが現状です。
ですから、やみくもに探しても対応可能な会計事務所を見つける事は難しいので、最初から水商売に特化している税理士を探した方が良いと思います。
2.税理士が必ず担当してくれる会計事務所に依頼すべき
一般的に会計事務所と顧問契約をすると資格を持っている人が担当してくれる事はまずなく、資格取得に向けて勉強中の人や経験が浅い人が担当するのが一般的です。
しかし、水商売の業界は一般的に税務調査に来る割合が高いので、ですから税理士にきちんと対応してもらわないと、税務調査の際に痛い目にあう可能性が高いので、せっかく高い顧問料を払う訳ですから、必ず税理士が担当してくれる会計事務所に依頼しましょう。
3.顧問料が極端に安い会計事務所には依頼しない
会計事務所がかかる経費は人件費がかなりの割合を占めます。ですから、顧問料を値切ってしまうと当然会計事務所側は利益を確保するために、この人件費を下げるようにします。
そうすると、結局は上記でも触れましたが人件費の安い経験の少ない職員が担当する事になるので、結果として税務調査の際に真摯に対応してくれない可能性があります。
水商売の税務顧問を引き受け可能な税理士は全国探しても少ないですが、税務調査の際に多額の追徴課税を受けないためにも、サービスの質が良い会計事務所と顧問契約をする事をお勧めします。
なお、弊社では脱税思考のない方に限り、水商売の方でも税務顧問をお引き受けしております(もちろん税理士が直接担当させて頂きます)。