東京の税理士かわぐちです。
弊社にご相談にくるタイミングで一番多いのが会社設立直後の方ですが、徐々に多くなってきているのが起業直前の方で、正にこれから会社を設立されるという方です。
今日メールでご相談を頂いた方は、フランチャイズで独立開業を予定している方でしたが、お話を聞いていると、絶対に起業して失敗したくないので、税理士の立場から何かアドバイスをほしいという内容でした。
よくよくお話を聞いていると、フランチャイズでの起業を決めた理由は、少しでも起業で失敗する確率を減らすためで、自分でゼロから始めたら絶対に失敗するからフランチャイズのノウハウを利用したいということです。
ただ個人的に思うのが、フランチャイズのノウハウを使っても起業で失敗する人はしますし、そもそも独立開業して成功するためには、ご自身が絶対に成功するために頑張るという意志が大切だと思います。
私自身、ゼロから異業種の分野で会社経営を始めて２期目に入りましたが、ここまで多くの失敗を経験しましたが、それでも絶対に会社を大きくするという理念を持って頑張った結果、税理士との兼業ですが売り上げは徐々に増加しています。
起業は失敗するのが前提で、その経験を生かして会社を成長させるという意志を持つことが大切です。ですから、独立開業の準備を急ぐのも大事かもしれませんが、それ以上に会社を設立した後の夢や方向性などを明確にすることが成功の秘訣だと思います。
※フランチャイズで独立開業すれば起業しても失敗しないと思っている方が非常に多いですが、現実的には廃業している方も多いので、フランチャイズでの起業を検討している方は、事業計画の作成や市場調査をすることをお勧めします。
